GUIDE / GHOST VILLAGES

日本の廃村一覧

人が住まなくなった村、湖の底に沈んだ集落、一夜にして無人となった町。日本各地の廃村・廃町を、生まれた理由ごとに整理して紹介します。

「廃村(はいそん)」とは、かつて人が暮らしていた集落から住民がいなくなった状態を指します。建物単体が朽ちる廃墟と違い、廃村は生活の単位まるごとが放棄される点が特徴です。日本の廃村は、その成り立ちによって大きく4つのパターンに分けられます。

⚠️ 廃村は無人でも土地・建物に所有者が存在します。無断立入は不法侵入にあたり、避難指示区域では法令により立入が制限されています。

① 閉山による廃村

鉱山・炭鉱の企業城下町は、閉山と同時に人口が消滅します。日本の廃村で最も規模が大きいのがこのタイプです。

② ダム建設による水没廃村

戦後の電源開発・利水事業で、多くの集落がダム湖の底に沈みました。渇水期にだけ姿を現す「幻の廃村」もあります。

③ 災害・原発事故による廃村

※ 帰還困難区域は法令で立入が制限されています。許可なく立ち入ることはできません。

④ 過疎化による自然消滅

最も数が多いのがこのタイプです。高度成長期以降の都市部への人口流出と高齢化により、山間部の集落が世帯数を減らし、最後の住民の転出をもって無住化します。総務省の調査でも、全国で毎年数十単位の集落が消滅、または消滅の可能性ありと分類されています。

九州・福岡県の筑豊地域には、炭鉱の閉山と過疎が重なって無住化した集落跡が点在し、筑豊炭田遺産群とあわせて訪ねる人もいます。奈良・吉野の山間部でも、参拝客の減少とともに宿泊集落が廃墟化しました。

廃村・廃町・廃都市の違い

より詳しい分類は廃墟・廃線・廃村・廃鉱の違いで解説しています。

廃村を訪れるときのルール

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よくある質問

Q. 廃村と廃町・廃都市の違いは?
A. 廃村は集落単位、廃町は市街地規模、廃都市は都市機能ごと放棄された状態を指します。日本では軍艦島が廃都市の代表例です。
Q. 日本で最も有名な廃村は?
A. 長崎県の軍艦島(端島)です。1974年の炭鉱閉山で全島民が離島し、2015年に世界文化遺産へ登録されました。
Q. 廃村はなぜ生まれる?
A. ダム水没、鉱山・炭鉱の閉山、過疎化による自然消滅、災害や原発事故による強制避難——主にこの4つが原因です。
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